がんの正体がわかった! 「がん」は予知・予防できる
著者:小林 常雄
医学博士・統合医療医師
▼「がんに関する常識」を疑わないと真実が見えて来ない▼
現在さまざまな、がん治療法が世の中にはありますが、「がんを治療する」という考え方がそもそも間違っています!
「がんは原因不明の病気ではなく、事前に防げる」のです。
2万人以上のがん患者に接し、海外でも評価されている統合医療を実行した医師の答えがここにあります!
がんは、「食生活が原因で起こる生活習慣病」なのです。
戦後から大きく変わった肉・パン・乳製品中心の日本人の食生活習慣が、「がん」が増え続けている原因です。
つまり、日本人は豊かな食生活を手に入れた生活の裏側で、がんになる原因を自分で作ってしまい、自らがんになるのを待っている状態なのです。
カギを握っているのは、細胞内のミトコンドリア。
そこから全てが始まっています。
いま自分が知っている医療や健康の常識を疑ってかからないと、本当の真実は見えて来ません!
「がん」を防げる未来はもう、すぐそこに来ています。
▼「87.5%」の精度でがんを発見できる、唯一の検査がある▼
がんには一般に「ステージ1」から「ステージ4」という段階があります。
しかし、その前の段階から「87.5%」の確率でがんを発見する検査があるのです。
それが、著者である小林常雄先生が開発した「TMCA検診(腫瘍マーカー総合検診)」なのです。
一般の腫瘍マーカー検診の精度では、がんを発見できる確率は20%〜30%くらいですが、「TMCA検診」では、一般の検査とは比べものにならない高精度の結果を出すことができます。
がんを治療することはもちろん大切です。
しかし、がんの早期発見・早期対策を真剣に考えるのなら、事前に発見する検査にもっと力を入れるべきではないでしょうか?
米国のジョンズ・ホプキンズ大学も応援してくれているこの検診について、ぜひみなさまに知ってほしいと思います。
▼画像診断中心の現状を考え直すべき▼
画像診断を中心とした検査法でがんの発見がなされています。
もちろんそれも大切です。
しかし、画像診断による被曝を忘れてはいけません。
また、画像診断で発見できないがんがあることを忘れてはいけません。
また、このTMCA検診であれば、がんの手術をした後にきちんと取れているかを確認する検査としても活用できる画期的な検査なのです
いまこそ、がんの早期発見・早期対策について真剣に考え直す必要があるのではないのではないでしょうか?
【担当編集者の声】
私は2018年5月に母親をがんで亡くしました。
その直後に、小林先生と出会う機会をいただき、現在の医療が抱える問題点を把握することができました。もっと早く正しい方法で検査・治療・療養の対策ができていればと、母親のことを思わずにいられません。
私自身もこの本で紹介させていただいている「TMCA検診」を受けました。
そこで、今後の発がんの可能性のみならず、自分のカラダが抱えている問題をしっかりと把握することができました。今まで、どんな検査を受けても、この検診以上にカラダの状況を教えてくれるものはありませんでした。
もっと、この検診を世の中に広めて欲しいですし、安価に受けられるように保険適用もされるべきだと思います。
また食生活で改善すべき問題点も、ぜひ広くみなさまに理解していただきたいと強く思っています。
そして、自分の母親のようにやれることがあったのに、できなかった人が減っていく世の中になるように切に願うばかりです。
【著者プロフィール】
小林 常雄(こばやし・つねお)
昭和19年鳥取県生まれ。
昭和44年鳥取大学医学部卒業後、国立がんセンター内地留学、昭和47-49年京都大学・大学院、昭和54年東京大学・大学院卒業。
両大学院で生化学を中心としたがんの基礎研究を行い、東京大学で博士号取得。
昭和54年以降、一心総合病院副委員長、京北病院院長 IMHCクリニック院長を歴任。
平成27年12月より、美浜ホームクリニック・国際がん予知予防センター長を務めた。
「人間はなぜ治るのか? 第2回癌からの生還」NHK(ETV)治療ルポが反響を呼ぶ。
平成28年9月、アメリカ総合医療学会で招待講演。
「アチーブメント賞」受賞。
著書
「ついにわかった癌予防の実際」(主婦の友社)
「癌、温熱治療法の化学」(東洋医学舎)
「告知してこそがんは治る」(現代書林)
「ガン病棟7割生還」(トクマブックス 新書)
「ガンを消す自己治癒力」(同文書院)
「健康情報革命 ボケ、ガン常識を覆せ!」(イーブック 新書)
「免疫力を高めるコツ50」ほか多数
著者のブログはこちらにて
【目次】
はじめに
●日本で「がん」がいっこうに減らないのはなぜか?
●がんは、正しい検査法でないと発見できない!
●がんは予知・予防できる、ということを認識して欲しい
▼がんの予知・予防のために、基本的に意識してほしい6つの項目
【第1章】「がん」の正体は、食の悪化が招いた生活習慣病
◆がんは難しい病気ではない
▼牛乳、乳製品の供給量増加による影響
▼増えるがんの種類の経年変化
◆西洋医学の間違い理論!
◆がんにかかるのを待つ、というの思考はおかしい!
◆「手術」「放射線」「制がん剤治療」は、日本では標準だが米国では標準ではなくなりつつある
◆無意味ながん検診も行われている
◆CTでの診断は、100%信用できない!
◆目で見る検査に依存しすぎてはいけない
◆がんの三大療法でさえ、目で見ることに依存している
◆電子レンジと添加物に注意!
◆がんと診断されたら、なぜウツに!
▼日本人と米国人で違う「死生観」
◆免疫対策は重要だが、西洋医学では無視されている現状
◆栄養指導について未熟な日本の医師たち
◆がん予防に役立つ食品群「デザイナーズフーズ」
◆がんは「食生活習慣病」であるという証明
◆移住による胃がん、大腸がん、前立腺がんの影響
◆「高たんぱくの食事」が、がんの促進要因となる
▼「植物性たんぱく質」と「動物性たんぱく質」の違い
◆「がんの原因論」をもう一度、整理する必要がある
▼がんの遺伝子異常説は正しいのか?
▼がんは遺伝する病気ではない
◆有名な医師でも過ちに気がついていない
▼制がん剤は本当に正しいのか?
▼なぜ古い方法にしがみついているのか?
【第2章】がんと遺伝子は関係ないという根拠
◆がん細胞の悪を入れた正常細胞が、がん化しなかった
◆細胞が「がん化」する理由は明白!
◆がん細胞が正常細胞に戻るプロセスでミトコンドリア復活
◆がんは「サイクリックAMP」を投与したがん細胞が、5時間で正常細胞に再分化
▼サイクリックAMPとは?
◆ドイツの生科学者、オットー・ワールブルグの説
◆米国の研究者も同じことを言い始めている
▼ミトコンドリアの呼吸障害が、がんの起源
◆がん細胞の呼吸代謝を選択的に抑制する漢方薬がある
【第3章】画像診断に依存する神話を終わらせる
◆がんを画像診断ですべて発見することはできない
▼がん検診受診率の海外との比較
▼胸部レントゲンだけで肺がんはわからない
▼CTが、がんを増加させているのかもしれない
▼胃透視検査で、がんにかかる確率が増えた親子
▼胃がんで急逝した胃がん手術の大家
▼がんのプロが体験していた、画像診断ではがん細胞が発見できなかった例
▼厚生省の対がん計画失敗の歴史
◆国が真剣に取り組んでいれば、がん死はもっと減っている
▼厚生省は「5年生存率」でなく「3年生存率を報道」
【第4章】がんが超早期発見できる「TMCA検診」は転ばぬ先の杖
◆繰り返される両ミス!
時代遅れのがん治療の過ち……
◆がんにかかりたくない人は必ず受けるべき「TMCA検診」
▼腫瘍マーカー総合検診(TMCA検診)の不可思議!
▼画像診断でのがん検診では意味がない!がん患者が増えるだけ!
◆「TMCA検診」は、とても簡単で高精度!
▼TMCA検診は、どんな人にオススメか?
▼「 87 ・5%」は驚くべき数字なのです!
◆「TMCA検診」の理論に基づく、がん一生の分類図
【第5章】がんの予知・予防の大切さ
◆「TMCA検診」で危険度が高いと判定された場合の対応
▼がんの予知から予防に関する介入の効果
▼がんの予知・予防から再発防止に関する介入の効果
◆「原発巣」不明がんも「TMCA検診」で明らかに!
◆常識を捨てることで見えてくる真実
◆医療の進歩のために考えるべきこと
あとがき
(付録)お問い合わせシート
【書籍情報】
ISBN978-4-88144-247-0
判型:四六判並製
頁数:184ページ
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