台湾の歴史と今後の中国との関係を、台湾の元副総統がリアルに語る必見の書！

台湾の真の姿が見えてくる

台湾の元副総統が語る台湾の歴史と課題
台湾問題の平和的解決は世界の課題

台湾は世界を必要としており、世界も台湾を必要としています。私は、命がけで台湾を大切にする人です。ガンにもなり、良心の故に監獄にも入り、総統と二人揃って銃弾を受けたこともあります。これまで私が生きてきて、女性の権利と人権を推進し、民主主義と平和に力を尽くしてきたのは、台湾が良くなってほしいと願っただけではなく、世界がもっと良くなってほしいと願ってきたからです。
「はじめに」より抜粋　

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四六判／上製／368ページ
本体1,600円+税

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＜著者＞
呂　秀蓮（リョ　シュウレン）
1944年台湾桃園小鎮で生まれる。
台湾大学法学部、法学研究院修士課程を経てアメリカ・イリノイ大学比較法学修士、ハーバード大学法学修士を取得。国立海洋大学名誉法学博士。
陳水遍総統の下で副総統を8年間務める。（2000年～2008年）
現在、台湾平和中立総発起人（2014年～）、台湾民主太平洋連盟理事長、台湾心会理事長として活発に活動を続ける。
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孟　純　訳
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目次本書によせて
日本と私─序

第１章　危機と恐怖の２０２０年
　　　　一、中国の龍がアメリカの鷹に挑戦
　　　　二、庚子の感染症、世紀の大災禍
　　　　三、米中台の武力衝突

第２章　太平洋新世紀
　　　　一、東アジアの新情勢
　　　　二、太平洋と台湾
　　　　三、東シナ海の争点　尖閣諸島
　　　　四、南シナ海　龍と鷹の大戦場

第３章　台湾とは誰か
　　　　一、中国の「神聖にして固有の領土」か
　　　　二、朝鮮戦争から「日華平和条約」まで
　　　　三、国連と台湾
　　　　四、古代の台湾

第４章　両岸の恩讐と対立
　　　　一、「一つの中国」の呪縛
　　　　二、一国二制度、さようなら
　　　　三、統一か独立か　民意の方向
　　　　四、中国は台湾を武力統一するか

第５章　アメリカが台湾の運命を支配
　　　　一、米台関係の回顧
　　　　二、アメリカの台湾に対する基本的立場
　　　　三、トランプの親台抗中

第６章　平和中立の新世界
　　　　一、「中立国」とは何か
　　　　二、伝統的な中立国
　　　　三、現在の中立国
　　　　四、台湾中立の戦略的意義

第７章　東アジアの未来
　　　　一、二つの両岸関係
　　　　二、両岸の新たな活路
　　　　三、結論　民主太平洋連合

終　章　共に「東アジアゴールデントライアングルＧ３」を打ち立てよう
　　　　中国龍がアメリカ鷹に挑戦する
　　　　アメリカのインド太平洋戦略構想
　　　　日米韓と台湾は唇歯相依る関係
　　　　日台は兄弟の関係
　　　　米日台国会議員フォーラム
　　　　台湾問題の脱中国化
　　　　日本、韓国、台湾の歴史的宿命
　　　　ソフトパワーゴールデントライアングル

あとがき　新しい時代を切り開く理想が詰まった一冊