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創藝社

半ケツの神さま

勉強もダメ、恋愛もダメ、

将来の夢もやりたいこともない……

ボンボン育ちだけどなにもかもダメ。そんな著者が出会い、その人生を変えた「半ケツの神さま」。

これは一人の若者が実際に体験した、人生の魔法と奇跡のストーリー。

2006年・夏――
「日本一汚い場所」新宿駅東口、早朝6時。

そこには、

一緒に掃除してくれる人募集!

という看板を背負い、掃除をする荒川さんの姿がありました。

「自分を変えたい!」

そんな思いで始めた、早朝のゴミ拾い。
しかし、なにしろそこは東洋一の繁華街、新宿歌舞伎町。

恐ろしい量のゴミ、転がる酔っぱらい、絡んでくるヤクザ……

既に荒川さんの心は折れる寸前です。

そもそも、新宿の汚さに立ち上がったわけでもなければ、
世界を平和にしたかったわけでもない。むしろ、あわよくば、

女の子にモテたり

するんじゃないか……

そんな不純100%の気持ちで手製の看板を作り、ゴミ袋を手にしただけ。
思った以上に過酷な掃除活動に、

「もうやめよう」

そう決意した荒川さん。しかし、その前に現れたのは……

……半ケツ?


●著者プロフィール 荒川祐二

 荒川祐二 オフィシャルサイト
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yuji.arakawa.31Twitter
@arakawayuji

上智大学経済学部経営学科卒。

大学時代に「自分を変えたい!」という思いで、毎朝6時から日本一汚い場所新宿駅東口の掃除をたった1人で始める。

『背中に一緒に掃除してくれる人募集!』と書かれた看板を背負って始まった活動は、周りの人の心を動かし、ホームレスから始まり、1人、また1人と仲間が増え続けた。

半年後の2007年5月3日(護美の日)には、全国で一斉にゴミ拾いを開催。全国27か所、総勢444人の人を集める。その活動は現在も継続され、2013年5月3日には環境省と官民一体で行うプロジェクト 『GOMIファンタジスタプロジェクト』として全世界300箇所以上、15万3,894人という全世界ムーブメントに広がっていった。

現在は本業として作家、小説家業を行う一方で、上記のゴミ拾いの活動、ニートや引きこもり、定時制に通う若者たちを積極的に採用する飲食店の経営、書のアーティストとしての活動、通算300回以上に及ぶ全国の学校を中心とした講演活動、イベント、メディア出演等、様々な活動を行っている。

 


ダメな自分を変える人生の魔法。

行動によって変わる世界。

お金や成功だけじゃない、心に響く奇跡の物語は、

早朝の新宿駅東口に、ごみ袋と半ケツと、共にあった。

半ケツの神さま

著:荒川祐二

判型:四六判
頁数:256ページ
ISBN:978-4881442234