家系を科学する
著者:与那嶺正勝
※『家系を科学する』の新装・改訂版にて、『家系の不思議を科学する』
(2019年1月7日発売予定)が発売されます。ぜひこちらをご覧ください。
※ご好評により、ただいま品切れとなっております。大変申し訳ございません。
繫栄する家系・絶える家系—
家系の秘密が解き明かされた。
2万軒以上の家系調査・監修の結果、家系には明白な法則があることを発見!男性の家系のみならず、今まで語られることのなかった女性の家系にも言及。家系の不思議、発見、感動があなたをとりこにします。
先祖のルーツを調べることは、どんな推理小説を読むよりも面白くミステリーに満ちています。
どこから先祖はやってきたのか、自分は何代目なのか、なぜこの苗字を名乗っているのかなどと、だれでも一度は関心をもったことがあると思います。
日本のほとんどの家が、そのような疑問を調査で明らかにすることができるのです。
それだけではありません。
直に山河に触れ、お年寄りに触れ、その土地の民謡の背後にある息吹を感じながら、先祖の一人一人を調べ上げることは、まるでタイムトンネルを抜けて行くような、異次元への旅のようなものなのです。
そこで私は、不思議な法則に出会ったのです。
先祖の生きた姿が、子孫の兄弟に順番に出てくるという、目に見えない運命の糸の法則にです。
研究の結果は、過去の先祖が自分の人生の背景となり、現在の自分の人生は、やがて未来の子孫の背景となるということを示していました。
自分が選択した人生と信じて疑わなかった私たちの人生は、実に驚くほど先祖の人生に似ていました。
まるで、タイムトンネルの向こうに自分がいる、いいえ向こうからここへ自分はやって来たと思えるほどでした。
何番目の先祖が自分の人生に対応しているのかを見極めたとき、数年後に自分に起こることが大体予想できる場合もあることが分かりました。
(プロローグより)
【目次】
第1章 先祖の行為が現在に繰り返される「縦横の法則—男性編」
第2章 繰り返しは女性の家系にもあった「縦横の法則—女性編」
第3章 先祖の家族関係が子孫に現れる「相関関係の法則」
第4章 家系の消える日—繁栄する子孫を残すために
第5章 繫栄する子孫を残すために
第6章 現代社会と夫婦のあり方を家系からみよう
第7章 私の先祖を調べよう
【著者略歴】
<与那嶺正勝>
1950年沖縄県に生まれる。琉球大学教育学部に在籍中、図書館にて『沖縄の社会と習俗』(東京大学出版会)という本の中に与那嶺家の家系図を発見。以来家系の調査にのめり込み大学を中退して全国の家系調査を始める。日本家系図学会及び家系研究協議会に入会し、今日までに海部元首相を始め二万軒以上の家系調査と監修に従事す。その間1982年家系の不思議な法則性を発見し、その研究を始める。1990年徳間書店より『家系の科学』を出版す。その後『八方位姓名術』やビデオ出版『家系のふしぎ』を出版。日本家系研究学会を主宰。現在、京都在住。
〇家系関連書